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アイ・ブレーンズよりあなたへの
        メッセージ July.22,2001
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本日は、
    プログラミング超入門、です
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プログラミング超入門

 最近、プログラムを勉強し始めた人からい
ろいろ質問を受けます。
「.txtと.prgと何処が違うのですか? .txt
は読み込まれて実行されるのですか?」

 いやぁー、一応、プログラムとデータとは
区別されるんです。確かに過去にもこういう
ことに出会いました。 プログラミングが良
くできない人は、プログラムとデータの区別
がつかないことがあるのです。

 プログラムの基本は、データがあって、そ
れをプログラムで加工したり、「処理」した
りするのです。.txtはデータで、.prgはプロ
グラム、今だと、.cとか.cpp、.frm、.bas、
.sql、などがプログラム、.mdbや.csv などは、
一応、データではないかと思います。

 今は、廃れてしまいましたが、dBaseという
プログラムの仕組みがあって、一時期、沢山
の業務プログラムがこれで書かれていたこと
があります。

 これのプログラムは、ほとんどが、.dbfと
いうデータが定義され、.prgというプログラ
ムでそれを加工する形で処理が進んでいくと
いうものでした。

 今は、dBaseの代わりにAccessや、SQLServer、
Oracleなどが登場し、もっと難しくなったよ
うに感じていますが、dBase は、SQLをサポー
トしていなかったし、Windowsではあまり快適
に動かなかったので、これも時代の流れかと
思います。
(ちなみに、一言言うと、難しくなったのは、
対人I/Fのせいだと思っています。dBase時代
の対人I/Fのほうが分かりやすかった。)

 前にもふれたように思いますが、「難しい」
ということの一つのファクターは、複雑、切
り替えが必要、ということのようですが、プ
ログラミングの難しさにも、これが言える場
面が多々あります。

 実は、プログラミングは、単一のシステム
の中で行なわれるのではなく、複数のシステ
ムを渡り歩いて、一つの目的、作りたいプロ
グラムなりシステムなりを実現していきます。

 その複数のシステムを渡り歩くときに要求
される頭の切り替えが結構難しいのではない
か、と最近思うようになりました。

 つまずく人は、エディターのコマンドだけ
でつまずきます。
 DOSプロンプトが出てくるとお手上げの人
も居ます。
 詰まったら、escキーを押すと何とかなると
か、ctrl-Cでコピーとか、共通の考え方も結
構ありますが、ctrl-CもDOSの世界へ行けば、
コピーではなく中断の操作です。

 各々のシステムを作った人のものの考え方
を理解しないと、複数のシステムを渡り歩け
ないのです。

 いい加減な人の方が、深く悩まないので、
こういう状況は適応性があります。

 皆さん!、プログラムがうまくなるには、
もっといい加減になりましょう! ちなみに
私はそんなにうまくは無いかも知れませんが
...

 エー、こんなんでは、プログラミング超入
門ではないではないか、という声が聞こえて
くるかも知れません。もう少し、実践的なも
のを、そのうちまたお送りいたします。焦ら
ず(?)お待ち下さい。

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