そのシステム費用は適正ですか?

システム費用の5%または10万円程度の格安で、システム費用の見積もり診断、開発診断をいたします
相見積や、費用診断で、システム費用に保険を掛けませんか?
実績で、費用逓減効果の目安は、10倍程度です


相見積りの比較や、開発当事者ではないIT専門家の診断で、費用削減ができることがあります。もし、大きな開発を考えていたり、今のシステム費用は高いのではないかと思ったらご相談を。


最近、友人から、彼の関係している団体のシステム費用が高いのではないかと相談を受けました。
聞いてみると確かに高そうです。
でも、もう、システムを開発し終わった後なので、あまり費用削減に貢献できません。
せいぜい、改修やメンテナンス費用の低減に貢献できるくらいです。 それでも、数十万、数百万の節約の可能性があります。

システムを開発しよう、という段階なら、もっと貢献できます。 見積もり段階から、事前診断すれば、もっと安く、良いシステムができるかもしれません。
手がけた実績で、非常に大きな費用逓減をした例がいくつもあります。 しかし、手遅れや、完全には成功しなかったものもあります。

最近、残念だったのは、ある企業の業務システムの開発のお手伝いをした時でした。
私たちは、後から参加したのですが、もうその時は、かなり開発は終わっていて、明らかにその企業にとって問題のあるシステムがほぼ出来上がった後でした。
私は、開発側にコンサルタントを付けて、システムの修正をした方がよいと進言しましたが、そうはならず、多少の貢献はできましたが、あまりうまくいきませんでした。
それでも、システム入れ替えに伴い、旧システムはすっぱり撤去されることになっていましたが、それでは、過去のデータが参照できなくなるので、切り替え後しばらくは従来システムのミニ版を保持するようにアドバイスしました。
多分、これは多少は役に立ったと思います。しかし、私は、開発の元締めにとってはうるさい存在だったので、開発側からは睨まれたのではないかと思います。最後までアドバイスしきれませんでした。
今、そのシステムは、数十億のお金を投じた企業にあまり役立っていないのではないかと心配しています。

また、別のシステムを使っているところからの相談では、Webシステムを、自社でサーバー機器を購入して、データセンターに預けて使っていて、
年間で非常に大きな費用を払っている、ということでした。でも、そこは、ITの専門家はいなくて、Webも情報系、つまり広報の仕事が主体です。
何ともったいないことでしょう。 一部は、しっかりしたレンタルサーバーでよいのです。見直せば、費用は、おそらく1/10以下にはなるのではないかと思います。

しばらくシステム保守に関わった企業でも、サーバー費用を見直し、あまり利用していないサーバーを統合、廃止し、台数を半減し、負荷を調整することで、月額費用を半分にしました。

過去にも、こういう例がありました。
あるところで、中央のシステムから送られてくる表示データを取り込んで手元で活用したいという希望がありました。
聞いてみると、最初に来た業者さんは、ハードウェアとソフトウェアの付加が必要です。と言って、1200万の見積もりを提示したそうです。
そこで、別の業者を呼んだら、半分以下に下がったのですが、まだ、380万程度の費用が掛かると言われたそうです。
でも、その時の状況では、数十万円のボードを入れて、ちょっとした改造をすることで、中央のシステムを触らずに、要望を満たせる状況でした。
中央のシステムの協力があれば、もっと簡単だったでしょう。

開発側に知識が不足していたり、リスクを過度に評価したりすることによって、システム費用は非常に上がります。
また、開発者が身勝手な開発をして、発注側がそれを止められない時、費用は掛かるけれど役に立たない、場合によっては害をなすシステムができてしまいます。
システムは使う人たちのITへの「慣れ」や使い方の現状からあまりかけ離れない方が良いのだと思いますが、そこの調整は簡単ではありません。

システム開発の教科書(的なもの)に書かれていることをそのまま適用すると、使えないシステムができてしまうケースもまれではありません。
開発者は専門家ですが、すべての専門家ではない上に、自分たちが開発するシステムの使われ方や使い方の専門家でないことが多いのです。
また、開発側の都合もいろいろあるので、すべてが発注側に良いようには事が進みません。
発注側に立ったシステム技術者の存在も場合によっては重要です。

もし、大きなシステム開発を検討していたり、今のシステムの運用コストが高いのではないかと考えているなら、一度、第三者の診断を検討してみては如何でしょうか?

当社でやった過去のお手伝いの事例をいくつかご紹介しましょう。

一つの事例は、市町村のシステムでした。億単位の開発でした。
相談を受けた時は、開発がだいぶ進んでいましたが、発注者側はあまりITの知識がなく、開発側の都合に振り回されている格好でした。
私たちがシステム開発診断をし、アドバイスをすることで、発注側の意見が通るようになりました。
また、発注側に損がないような契約書の雛型を弁護士さんに作ってもらい、提供しました。
さらに、開発業者に多少の不安があったので、ハードウェアメーカーも入れた契約をして、開発がとん挫しないような保険もかけました。
非常に効果がありました。おそらく金額では評価できないくらいの。
また、支払い条件にもアドバイスをし、おそらく数千万円以上は節約をしたのではないかと思います。
この費用は、節約した金額の5%程度だったかと思います。総額の1%にも行かなかったと思います。

別の事例では、当初見積もりは大変高くなりそうでした。そこで、発注側の要望をヒヤリングして、RFP、要求仕様書のようなものを作りました。
それからいくつかの業者の見積を比較し、見積に載っていない費用を推定して、見積もり条件を揃えました。
それによって、かなり、費用面での比較が楽になり、開発費は、当初見積もりの半分以下になったかと思います。
この作業に要した費用は、着手前のシステム費用見積もりの5%程度だったと思います。

別の事例でも、類似のことをいくつかやっています。
ただ、必ずしも、当方のアドバイス通りに事は進んではいない例もそれなりにあります。
一回は、ある作業をアウトソーシングすれば、開発費が半分になり、運用費用も下がるという提案をしましたが、それにより、担当者の今やっている仕事が
なくなるのでNG、ということになりました。ちょっともったいない話ですが、それは、当方が決められることではなく、お手伝いする先の判断です。当方としては残念ですが。

別の事例では、開発担当を入れ替え、無駄な費用流出を止め、設計フェーズを充実させ、いろいろアドバイスして、無駄な拡張をしないようにしましたが、当方は最後まで深く関与できず、結局、その開発は失敗しました。
発注企業も開発企業もその失敗で結構なダメージを負ったと思います。出していただいた費用以上の貢献はしたとは思いますが、大変残念で、悔しいです。

如何でしょうか? もし、上記のようなことに思い当たる節があって、ご相談頂けるなら、ご連絡ください。
ご相談、お見積りは無料です。 コンサルフィーも数万円から。 出来高払いでも結構です。 ご予算に応じます。 ご相談は、こちらへ。